石垣島に流れ着く…困ったお客さん

こんにちは!

気がつけばもうすぐ夏休みですね。

今年に入り、遠出しやすくなったからか?夏休みに石垣島を訪れる方も多いようです。

そんな賑わいを見せる石垣島ですが…

普段は賑わいの陰に隠れている、困ったお客さんについて触れたいと思います。

それは、砂浜に打ち上げられる漂流物。

海に囲まれている石垣島は、近年深刻なごみ問題に悩まされています…

実際に島内の海岸沿いを歩くと、

一見美しい浜辺が広がっている様に見えるに見えるのですが

よくよく見ると、多数の漂流物が…><

(こんな感じで沢山の漂流物が砂浜に打ち上げられています)

ビーチの利用客が怪我をしないように、

団体・企業によるビーチクリーン活動も活発なのですが、

やはり少し時間が空くと打ち上げられる漂流物…

調べてみると、実際にかなりの量のゴミが漂着しているようです。

令和元年度沖縄県海岸漂着物等地域対策推進事業報告書​(タイトルがとっても長い><)によると、

石垣島を含む八重山諸島の漂着ゴミの推計結果は、60日間で136トンなんだそう。

136トンってどのぐらい?

と思い、まずは1トンのイメージを調べてみたのですが…

  • 小型自動車2台分
  • 人が17人(60kg想定)
  • 家庭用冷蔵庫10台分

などなど…

136トンなので、約2か月で上記よりも重い量が漂着してるってことですよね。

離島で集められた漂流物の行く先は、埋立地。

島外に運ぶには輸送コストがかかりますし、

島内の焼却炉は火力が弱く、漂流物を燃やすこともできないそうです。

石垣島では、ビーチクリーン活動の他にも、

プラスチックの使い捨て容器・包装なしを削減する活動が活発化しています。

私自身も使い捨てプラスチックを避けよう!と思ってこんなアイテムを使ってます。

リュックにもなるエコバッグなんですよ。

▲興味のある方はクリックしてみてください

近年世界的にSDGsが注目され、環境保全の見直しがなされていますよね。

そういうニュースを耳にするたび、

「一人一人の意識で、あの漂流物が減るといいな…」

と思っています。

一人一人ができることは小さいですが、こういうことって、活動の積み重ねなので…

世界的に脱プラが進んで、石垣島に美しい砂浜が戻ってくることを願っています。

と気がついたら、今回はちょっと真面目なお話になってしまいました。

次回は楽しい石垣島の話題をお伝えさせてくださいね。

ではまた!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です